単斜鉛重石(読み)たんしゃえんじゅうせき

最新 地学事典 「単斜鉛重石」の解説

たんしゃえんじゅうせき
単斜鉛重石

raspite

化学組成PbWO4の鉱物。単斜晶系,空間群P21/a, 格子定数a1.3555nm, b0.4976, c0.5561, β107.63°, 単位格子中4分子含む。厚~薄板状結晶。明黄~黄褐色,金剛光沢。劈開{100}に完全。硬度2.5~3,比重8.47。薄片では淡黄色,屈折率α2.27, β2.27, γ2.30, 2V(±)~0°。鉛重石(stolzite, 正方晶系)と同質異像。鉛およびタングステン鉱物を含む鉱脈の酸化帯に鉛重石などを伴う。日本では京都府亀岡市行者山に少量産出した。名称はオーストラリアのBroken Hill鉱山を発見したC.Rasp(1846~1907)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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