コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

単粒構造 タンリュウコウゾウ

3件 の用語解説(単粒構造の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

たんりゅう‐こうぞう〔タンリフコウザウ〕【単粒構造】

土壌の粒子がそれぞれ独立して集積し、その間になんらの関係のない構造。ゆるい砂土や粘土分の多い土など。→団粒構造

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

単粒構造【たんりゅうこうぞう】

土壌の微細粒子が結合せず,単一粒子として存在していること。埴土では空気や水の透通性が悪く,植物根は伸長しにくく,酸素不足に陥りやすい。また砂土では逆に水分不足をきたし,粒子間の結合力が弱く土壌浸食をうけやすい。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

大辞林 第三版の解説

たんりゅうこうぞう【単粒構造】

各種の土粒がそれぞれ独立して集積し、土壌を構成している状態。ゆるい砂土や粘土質の土地、長く耕さない田畑などに多い。土壌の中の空気・水および有用微生物の関係が悪く、作物の生育にはあまり適さない。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の単粒構造の言及

【団粒構造】より

…個々の土壌粒子が集合して団粒をつくっているもの。団粒構造は土壌粒子がばらばらに存在している単粒構造にくらべ,大小さまざまの孔隙(こうげき)に富み,通気・通水性,保水性にすぐれ,土壌生物の活動も盛んで,植物生育も良好である。団粒の生成には粘土,有機物,カルシウム,鉄,アルミナ,土壌微生物の分泌する粘質物および菌糸,植物根などが結合物質として働いている。…

【土壌】より

…土壌の陽イオン交換能は,粘土鉱物の同像置換などに基づく陰荷電および腐植物質のカルボキシル基に由来しているので,粘土質の土壌や有機物を多量に含む土壌はCECが高く,砂質の土壌はCECが低い値を示す(表3)。
【土壌構造】
 土壌は大小種々さまざまの粒子からできているが,これらの粒子は通常多少とも集まって団粒をつくっており,これを団粒構造とよぶ一方,砂だけの粒子で構成され,これらが単独で並んでいるものを単粒構造という。砂などの粗大粒子のみでできている砂浜は単粒構造(無構造)であるが,粘土や有機物には粘着性や凝集性があるため,土壌のA,B層は表4のような構造体をつくっている。…

※「単粒構造」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

単粒構造の関連キーワード対消滅ハイペロン迂回懸濁液粒子反τ粒子比濁分析カード粒子分散相土壌の構造

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone