単純・複合(読み)たんじゅん・ふくごう(その他表記)simplicity, complexity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「単純・複合」の意味・わかりやすい解説

単純・複合
たんじゅん・ふくごう
simplicity, complexity

単純とは単一で混りけがなく,存在するうえで最も基礎的な単位となりうるものであり,複合とは単純なものが複数入組んで構成される状態を意味する。たとえばロックは,人間の心に現れたり考えられたりするただ1つの一様等質的な観念を「単純観念」 simple ideaと呼び,複数の単純観念がいろいろな仕方で操作されてできあがるものを「複合観念」 complex ideaと呼ぶ。前者の例として色や延長をあげるとすれば,後者の例としては美や三角形をあげることができる。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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