…なお,かつて日本ではシロップを〈舎利別(しやりべつ)〉と呼んだことがある。大槻文彦の《大言海》によるとラテン語sirupusの音訳とあり,香味を加えぬシュガーシロップは〈単舎利別〉といい,第2次世界大戦前の《日本薬局方》にその製法が載せられている。【菅原 竜幸】【鈴木 晋一】。…
※「単舎利別」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...