コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

単電子素子 たんでんしそし single electron device

1件 の用語解説(単電子素子の意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

単電子素子

量子点(量子ドット)などを使って、電子を1個ずつ制御できるようにした素子。1990年代に研究が盛んになった。電子の群れを電流として扱う従来の技術とは発想が異なる。低温の量子点を、絶縁体を介して電極に近づけると、量子点に閉じ込められた電子による静電エネルギーで、量子点と電極の間のトンネル効果が抑えられる(クーロン閉塞)。このため、電圧などの条件をうまく整えると、電子を1個ずつ出し入れできる。

(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

単電子素子の関連キーワード磁気量子数主量子数方位量子数量子量子数メゾスコピック物理量子点量子ドット量子ドットレーザー量子素子

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone