改訂新版 世界大百科事典 「博古図」の意味・わかりやすい解説
博古図 (はくこず)
Bó gǔ tú
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…漢代に入ると宮廷の用具や武器などにその物品の所属や重さを記した銘が付けられた遺物が多く残り,また金属鏡の銘文なども広い意味での金文であろうが,西周期に全盛をきわめた青銅祭器の金文の伝統とは流れを異にするものとなってしまったと言えよう。 金文の研究はすでに宋代に始まり,呂大臨の《考古図》や王黼(おうふ)の《博古図》などの図録が編まれており,金石学の一部として清朝の考証学者たちも古文字の研究,あるいは古典の解釈などに金文資料を用いている。しかしその科学的な研究はやはり最近になってからであり,郭沫若《両周金文辞大系》が最初に網羅的な金文の年代づけを行った。…
※「博古図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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