デジタル大辞泉 「インド赤」の意味・読み・例文・類語 インド‐あか【インド赤】 赤色顔料のベンガラのうち、暗赤色のもの。もと、インド産の赤鉄鉱から作ったが、現在は緑礬りょくばんまたは黄土おうどから作る。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「インド赤」の意味・読み・例文・類語 インド‐あか【印度赤】 〘 名詞 〙 ( [英語] Indian red の訳語 )① インド、ベンガル地方産の酸化鉄粘土から製したベンガラの一種。帯黄赤色の粉末。つや出し、顔料の材料などに使用。② 赤鉄鉱からとれる淡赤色の絵の具。人工的には大気中で緑礬(ろうは)を強く熱して作る。インディアン‐レッド。ベンガラ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のインド赤の言及 【べんがら(弁柄∥紅殻)】より …代赭(たいしや),インド赤,ベネチアン赤,ターキー赤,血朱,鉄朱,鉄丹などとも呼ばれる。酸化鉄Fe2O3を主体とする赤色無機顔料で,硫酸鉄(II)を加熱焙焼(ばいしよう)する乾式法か,硫酸鉄(II)より湿式法で黄色酸化鉄をつくり焙焼する湿式法によって製造される。… ※「インド赤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by