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緑礬 リョクバン

大辞林 第三版の解説

りょくばん【緑礬】

硫酸鉄(Ⅱ)の七水和物の通称。 → 硫酸鉄

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

緑礬
りょくばん
melanterite

もっとも普通にみられる含水硫酸鉄鉱物の一つ。「ろうは」ともいう。おもに黄鉄鉱の酸化分解によって生じ、水に可溶。溶解しない限り酸化されにくい。多くは粒状あるいは粉末状。おもに硫化鉄鉱物からなる鉱石や、これを含む堆積(たいせき)岩などが空気に触れると発生し始める。そのなかには、原鉱物の結晶あるいはその集合内に含まれていた硫酸第一鉄の溶液から生成されるものもある。量は多くないが日本各地に産地がある。水溶液はタンニンで黒化するが、英名もギリシア語で金属を原料とした黒色の染料を意味する語に由来する。[加藤 昭]

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世界大百科事典内の緑礬の言及

【硫酸鉄】より

…無水和物および1,4,5,7水和物が得られている。7水和物は鉄(II)塩中最も重要な化合物で,緑礬(りよくばん∥ろうは)と呼ばれ,すでに13世紀にマグヌスA.Magnusによって記載されている。無水和物は水和物を水素気流中で300℃に加熱すると得られる。…

【硫酸鉄】より

…無水和物および1,4,5,7水和物が得られている。7水和物は鉄(II)塩中最も重要な化合物で,緑礬(りよくばん∥ろうは)と呼ばれ,すでに13世紀にマグヌスA.Magnusによって記載されている。無水和物は水和物を水素気流中で300℃に加熱すると得られる。…

※「緑礬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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