危坐(読み)きざ

精選版 日本国語大辞典 「危坐」の意味・読み・例文・類語

き‐ざ【危坐】

  1. 〘 名詞 〙 きちんとすわること。正しくすわること。正坐
    1. [初出の実例]「危坐寥々月下堂、一身如白雲郷」(出典:蕉堅藁(1403)和霑童韻)
    2. 「危坐して自分を諫(いさ)めるかも知れぬ」(出典:蒲団(1907)〈田山花袋〉九)
    3. [その他の文献]〔史記‐日者伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「危坐」の読み・字形・画数・意味

【危坐】きざ

正坐。端坐。宋・軾〔赤壁の賦〕子愀然(せうぜん)として、襟を正して坐して客に問うて曰く、何爲(なんす)れぞ其れ然るや。

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