危急反応(読み)ききゅうはんのう(その他表記)emergency reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「危急反応」の意味・わかりやすい解説

危急反応
ききゅうはんのう
emergency reaction

生体が危急事態に直面し恐れや怒りなどの情動が生じているとき,それと並行して誘発される身体的変化をいう。 W.キャノンにより提唱された概念。主として交感神経=アドレナリン系の機能が促進され,その結果,心拍の増大,血圧の上昇,血糖値増加,呼吸促進,発汗,立毛,筋緊張などがみられる。広義には,このような身体的変化によって引起されるさまざまの行動,たとえば威嚇,闘争,警戒,逃避などもこれに含まれる。

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