即世(読み)ソクセイ

デジタル大辞泉 「即世」の意味・読み・例文・類語

そく‐せい【即世】

《世を終わる意》人の死ぬこと。
「其業も全からずして、―せり」〈蘭学事始

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精選版 日本国語大辞典 「即世」の意味・読み・例文・類語

そく‐せい【即世】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「即」は終わる意 ) 人が死ぬこと。
    1. [初出の実例]「未報陳。溘以即世矣」(出典本朝文粋(1060頃)一二・為僧正覚度答大宋国奉先寺和尚牒〈大江匡衡〉)
    2. 「其余、翻訳の内旨も奉じたりしが、其業も全からずして、即世せり」(出典:蘭東事始(1815)下)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公一三年〕

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普及版 字通 「即世」の読み・字形・画数・意味

【即世】そくせい

死ぬ。〔国語、楚語下〕子西、ず。~曰く、闔廬(かふりよ)能く吾が師を敗れり。闔廬世にけるも、吾(われ)聞く、其の嗣(夫差焉(これ)より甚だしと。吾是(ここ)を以てずと。

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