デジタル大辞泉
「即」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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そく【即】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙
- ① 仏語。二つの事象がとけあって無差別一体となっていること。相即。〔法華義疏(7C前)〕
- ② 「そくじき(即敷)」の略。〔取引所用語字彙(1917)〕
- [ 2 ] 〘 接続詞 〙 二つのことばの間に用いて、そのことばの表わす事柄が結局は同じことであることを示す。とりもなおさず。すなわち。
- [初出の実例]「落第坊主即低能と推定されて自分の手に渡されたこの痩せこけた子供が」(出典:白い壁(1934)〈本庄陸男〉三)
- [ 3 ] 〘 副詞 〙 時をおかないで、ただちに物事をするさま。今すぐ。すぐに。
- [初出の実例]「このムード派が景色のいいチャペルで式を即挙げたがるので」(出典:男の遠吠え(1974‐75)〈藤本義一〉結婚非ムード論)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「即」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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即
そく
仏教用語。2つのものが融合して離れないこと。相即ともいう。次の3種がある。 (1) 2つの別の物が相合して離れないこと,(2) 表面上は別の物に見えても裏面は同一物ということ,(3) ある物がそのまま他の物であるということ。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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