厄祟り(読み)ヤクダタリ

デジタル大辞泉 「厄祟り」の意味・読み・例文・類語

やく‐だたり【厄×祟り】

厄年に、災厄にたたられること。
「こな様も二十五歳の厄の年、わし十九の厄年とて、思ひ合うたる―」〈浄・曽根崎

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精選版 日本国語大辞典 「厄祟り」の意味・読み・例文・類語

やく‐だたり【厄祟】

  1. 〘 名詞 〙 災厄にたたられること。厄年に災難にあうこと。厄まけすること。
    1. [初出の実例]「こな様も廿五歳の厄の年、わしも十九の厄年とて、思ひ合うたるやくだたり」(出典:浄瑠璃・曾根崎心中(1703)道行)

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