20世紀日本人名事典 「原のぶ子」の解説 原 のぶ子ハラ ノブコ 昭和・平成期のファッション・デザイナー 元・原のぶ子アカデミー洋裁学園園長。 生年明治34(1901)年2月18日 没年平成9(1997)年8月5日 出生地山形県飽海郡松山町 本名原 のぶ 学歴〔年〕共立女子職業学校〔大正14年〕卒,アカデミー・インターナショナル・デュ・クーペ(フランス)卒 主な受賞名〔年〕勲五等瑞宝章〔昭和51年〕 経歴共立女子職業学校を卒業後、同校講師を務める。昭和9年画家の原勝郎と結婚。パリに留学し3つの学校で服飾を学んだのち、17年に帰国。東京に原のぶ子服飾研究所を開き、後の原のぶ子アカデミー洋裁学園設立のきっかけとする。立体裁断の技術を広めるなど、教育にも力を注いだ。またデザイナー団体、サロン・デ・モードを設立し、長く会長を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原のぶ子」の解説 原のぶ子 はら-のぶこ 1901-1997 昭和-平成時代の服飾研究家・デザイナー。明治34年2月18日生まれ。昭和9年パリに留学し,17年帰国。21年東京に原のぶ子アカデミー洋裁学園を開校,立体裁断を普及させる。またデザイナーの団体サロン・デ・モードを設立,会長をつとめた。平成9年8月5日死去。96歳。山形県出身。共立女子職業学校(現共立女子大)卒。旧姓は富樫。本名はのぶ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by