富樫(読み)トガシ

デジタル大辞泉 「富樫」の意味・読み・例文・類語

とがし【富樫】

姓氏の一。
加賀の石川郡富樫郷を本拠とした豪族。鎌倉末期より南北朝時代にかけ、守護として勢力を張ったが、戦国時代一向一揆のために滅亡
[補説]「富樫」姓の人物
富樫広蔭とがしひろかげ
富樫政親とがしまさちか

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精選版 日本国語大辞典 「富樫」の意味・読み・例文・類語

とがし【富樫】

  1. ( 「とかし」とも ) 姓氏の一つ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の富樫の言及

【勧進帳】より

…1840年(天保11)3月江戸河原崎座初演。弁慶を5世市川海老蔵(7世団十郎),富樫を2世市川九蔵(後の6世団蔵),義経を8世団十郎。能の《安宅》を基に創作。…

※「富樫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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