ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
原子爆弾被爆者の医療等に関する法律
げんしばくだんひばくしゃのいりょうとうにかんするほうりつ
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…日本被団協は,原水爆被害者援護法,原水爆被害者健康管理制度の確立などを要求して運動を展開した。 1957年〈原子爆弾被爆者の医療等に関する法律〉(原爆医療法)が制定され,国費によって被爆者の健康診断と原爆症の治療が行われるようになった。しかし,治療対象の認定枠が極めて狭く,また生活保障や被害補償はまったく行われないので,日本被団協は〈原爆医療法〉の改正,さらに〈被爆者援護法〉の制定を要求する運動を続けた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」