共同通信ニュース用語解説 「被爆2世」の解説
被爆2世
1945年8月、米国による広島、長崎両市への原爆投下で被爆した人々の子ども。現段階では放射線の遺伝的影響ははっきりしていない。2世の人数に関する統計はないが、全国で30万~50万人と推計される。被爆者の高齢化を受け、活動を継承しようと一部の地域では2世の会が組織化されている。被爆者には、被爆者援護法に基づき一定の条件で被爆者健康手帳が交付され、手当金や医療費の支給などがあるが、2世を対象とした国の支援策は無料の健康診断だけ。
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