原安民(読み)はら やすたみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原安民」の解説

原安民 はら-やすたみ

1870-1929 明治-大正時代鋳金家。
明治3年10月13日生まれ。鋳金のかたわら,明治38年から雑誌日本美術」を刊行俳号を昔人といい,昭和2年郷里神奈川県大磯の鴫立庵(しぎたつあん)の15代庵主となった。大磯実科高女(現大磯高)でもおしえた。昭和4年1月6日死去。60歳。東京美術学校(現東京芸大)卒。旧姓川崎。初名は安。作品に「橋本雅邦胸像」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android