原発の再稼働と廃炉

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原発の再稼働と廃炉

東京電力福島第1原発事故後に発足した原子力規制委員会は、地震津波などへの対策を強化した新規制基準を定めた。原発の再稼働には、審査を申請し基準を満たして合格しなければならない。その後に地元同意が必要。原発の運転期間は原則40年で、1回に限り最長20年の延長が認められるが、再稼働に向けたプロセスでそうした期限に迫る可能性もある。安全対策工事には巨額の費用がかかり、出力が小さく古い原発を中心に、電力会社が経済性を判断し廃炉を決める例が相次いだ。再稼働に向けて審査を申請した25基のうち16基は合格し、地元の同意を得て9基が再稼働した。

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