共同通信ニュース用語解説 「原発の廃炉」の解説
原発の廃炉
日本は運転を終えた原発の原子炉や建屋を解体、撤去する方針を取っている。最初に放射性物質による汚染状況の調査や除染、使用済み核燃料の運び出しを実施。その後、周辺設備や原子炉、建屋を撤去し、更地にする。完了まで一般的に30年程度が見込まれる。廃炉費用は小型炉で360億~490億円、大型炉で570億~850億円程度とされ、基本的には、原発を持つ電力会社が運転中に積み立てている。一部は、送電線の利用料を通じ電力利用者が広く負担する。
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