原発の起動

共同通信ニュース用語解説 「原発の起動」の解説

原発の起動

燃料集合体隙間に差し込んである制御棒を引き抜くことで核分裂が始まり、原子炉が起動する。半日程度で核分裂の連鎖が安定して続く臨界状態となり、蒸気発生器でつくった蒸気タービンを回して発電し、送電する。約1カ月間、炉内圧力温度などのデータを確認しながら原子炉出力100%で調整運転し、国の最終検査に合格すると営業運転に入る。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android