原邦造(読み)ハラ クニゾウ

20世紀日本人名事典 「原邦造」の解説

原 邦造
ハラ クニゾウ

大正・昭和期の実業家 愛国生命社長;明治製糖社長;日本航空初代会長。



生年
明治16(1883)年6月19日

没年
昭和33(1958)年3月30日

出生地
大阪府高槻

旧姓(旧名)
田中

学歴〔年〕
京都帝大法科〔明治40年〕卒

経歴
明治40年南満州鉄道に入社。42年銀行家・原六郎養子となる。45年東京貯蔵銀行取締役、大正13年愛国生命社長となった。また三井銀行、三井生命、王子製紙、第百銀行、東武鉄道などの各取締役、南満州鉄道監事などを務め、昭和6年国際商業会議所日本代表、7年明治製糖社長。太平洋戦争中は交通営団総裁を兼務。19年愛国生命と日本生命の合併で財界引退。戦後は室町物産(現・三井物産)会長、電源開発初代総裁、日本航空初代会長、日銀政策委員などを歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原邦造」の解説

原邦造 はら-くにぞう

1883-1958 大正-昭和時代経営者
明治16年6月生まれ。原六郎の養子。満鉄勤務,東京貯蓄銀行取締役をへて,大正13年愛国生命社長となる。東武鉄道などおおくの企業の取締役をかねた。戦後は電源開発初代総裁,日本航空会長,日銀政策委員などをつとめた。昭和33年3月30日死去。74歳。大阪出身。京都帝大卒。旧姓は田中。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「原邦造」の解説

原 邦造 (はら くにぞう)

生年月日:1883年6月19日
大正時代;昭和時代の実業家。愛国生命社長;室町物産(現・三井物産)会長
1958年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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