厳西寺(読み)ごんさいじ

日本歴史地名大系 「厳西寺」の解説

厳西寺
ごんさいじ

[現在地名]西尾市今川町 御堂東

県道駮馬まだらめ―今川線の南に平行する道沿いにある。八幡山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。もと西条さいじよう城の西、松山まつやま八幡宮傍らにあった。八幡宮が城内に移ると、城前石原しろまえいしはらに移り、八幡宮六坊の一、慈光じこう坊となる。天台宗であったが、のち真宗に改宗。天正一八年(一五九〇)今川いまがわ村に移り、厳西寺と改め、光耀山と号す(今川光耀山厳西寺縁起)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android