鯰坊主(読み)ナマズボウズ

デジタル大辞泉 「鯰坊主」の意味・読み・例文・類語

なまず‐ぼうず〔なまづバウズ〕【×鯰坊主】

歌舞伎役柄の一。左右のもみ上げから、太白の糸で編んだ長い毛を垂らしている坊主。「しばらく」に登場する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鯰坊主」の意味・読み・例文・類語

なまず‐ぼうず なまづバウズ【鯰坊主】

〘名〙 歌舞伎の役柄の一つ。「暫(しばらく)」に出る坊主頭道化役で、もみあげから、鯰という太白の糸で編んだ長い毛を垂らしているのでこの称がある。
※歌舞伎・暫(1714)「鯰坊主の拵へにて、大杯を抱へゐる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android