参朝(読み)サンチョウ

デジタル大辞泉 「参朝」の意味・読み・例文・類語

さん‐ちょう〔‐テウ〕【参朝】

[名](スル)朝廷に出仕すること。参内さんだい
江戸でなくて京都の方へ―するようになって来たからね」〈藤村夜明け前

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精選版 日本国語大辞典 「参朝」の意味・読み・例文・類語

さん‐ちょう‥テウ【参朝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 朝廷に出仕すること。また、天皇に拝謁すること。参内。
    1. [初出の実例]「若山庄可年貢事、〈卅丁也〉其残如先々参朝無懈怠勤仕之由仰了」(出典玉葉和歌集‐仁安二年(1167)六月二二日)
    2. [その他の文献]〔旧唐書‐太宗紀・上〕
  3. 外国人日本の国にやって来ること。来朝。
    1. [初出の実例]「今般北海道開拓に付御雇入に相成たる『亜米利加国』農学教師ホラシ、カプロン参朝(サンチャウ)セリ」(出典:新聞雑誌‐一〇号・明治四年(1871)八月)
  4. さんぱい(参拝)
    1. [初出の実例]「杵築大明神へ参朝有りて」(出典:陰徳太平記(1712)四〇)

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普及版 字通 「参朝」の読み・字形・画数・意味

【参朝】さんちよう

参内する。

字通「参」の項目を見る

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