参海雑志(読み)さんかいざつし

日本歴史地名大系 「参海雑志」の解説

参海雑志
さんかいざつし

一冊 渡辺崋山著

成立 天保四年

分類 紀行

解説 著者が天保四年四月一五日に田原を出発して、表海岸の高松赤羽根和地村を経て伊良湖に至り、神島に渡ったときの日記一部淡彩を施した挿画が多く、当時の風景風俗を知る基本資料。

複製本 稀書複製会(大正九年)

活字本 「崋山全集」第二巻(ただし本文のみ)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android