又吉栄喜(読み)マタヨシエイキ

関連語 巡査

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「又吉栄喜」の解説

又吉栄喜 またよし-えいき

1947- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和22年7月15日生まれ。生地沖縄県浦添市の市役所に勤務するかたわら,米軍基地戦争テーマに小説をかく。昭和55年「ギンネム屋敷」ですばる文学賞。平成8年豚にまつわる沖縄の呪術的な風習をえがいた「豚の報い」で芥川賞をうけた。琉球大卒。著作ほかに「鯨岩」「呼び寄せる島」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android