又吉栄喜(読み)マタヨシエイキ

デジタル大辞泉 「又吉栄喜」の意味・読み・例文・類語

またよし‐えいき【又吉栄喜】

[1947~ ]小説家沖縄の生まれ。浦添市役所勤務のかたわら小説発表。沖縄の精神風土をあつかった作品が多い。「豚の報い」で芥川賞受賞。他に「海の微睡まどろ」「鯨岩」「巡査の首」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「又吉栄喜」の解説

又吉栄喜 またよし-えいき

1947- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和22年7月15日生まれ。生地沖縄県浦添市の市役所に勤務するかたわら,米軍基地戦争テーマに小説をかく。昭和55年「ギンネム屋敷」ですばる文学賞。平成8年豚にまつわる沖縄の呪術的な風習をえがいた「豚の報い」で芥川賞をうけた。琉球大卒。著作はほかに「鯨岩」「呼び寄せる島」など。

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