双栗天神社(読み)さぐりてんじんしや

日本歴史地名大系 「双栗天神社」の解説

双栗天神社
さぐりてんじんしや

[現在地名]宇治田原町岩山

岩山いわやま集落の西側、大岩おおいわ(大岩嶽)の山麓近くに鎮座祭神天穂日あまのほひ尊・事代主ことしろぬし命・大歳おおとし命および菅原道真。旧村社。「社伝記」によると宣化天皇三年九月七日、綴喜つづき双栗田原さぐりたわら郷の大岩本の頂に瑞祥があり、霊神が岩上に降って光明を放った。同郷の住人双栗忌寸宿禰・和邇部茨彦がこの瑞祥をみて祀ったという。現在、当社のある地より五〇メートルほど登った所に奥院と称して四―五メートルの大岩が祀られるが、本来この岩を神座とする古社であったと思われる。社伝では天平宝字四年(七六〇)光明皇太后の病気平癒の祈願幣帛が奉じられ、仁寿元年(八五一)には神階正六位上を受けた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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