反印紙税一揆(読み)はんいんしぜいいっき(その他表記)Révolte du papier timbré

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「反印紙税一揆」の意味・わかりやすい解説

反印紙税一揆
はんいんしぜいいっき
Révolte du papier timbré

1675年フランスのブルターニュで起った反王権反領主の農民反乱。反乱者たちは赤帽子をかぶっていたことから「赤帽子の反乱」 Révolte des Bonnets-rougesとも呼ばれた。印紙税その他の国王間接税に対する反対を契機として,おもに下ブルターニュ地方農村一帯に波及した。農民は「農民綱領」 Code paysansという一揆趣意書をつくり,ブルトン住民の共同体的慣習と人格の尊厳を主張し,それに対する抑圧者としての王権ならびに領主に対して反逆を開始し,国王役人や徴税担当者,領主だけでなく都市の資産家たちにも敵意をもち攻撃を加えると同時に,地方三部会に代表を派遣しようと試みた。しかし,同年秋,ブルターニュ地方総督ショーヌ公の圧倒的な軍団によって武力鎮圧された。

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