反復経頭蓋磁気刺激療法(読み)ハンプクケイズガイジキシゲキリョウホウ

デジタル大辞泉 「反復経頭蓋磁気刺激療法」の意味・読み・例文・類語

はんぷくけいずがいじきしげき‐りょうほう〔ハンプクケイヅガイジキシゲキレウハウ〕【反復経頭蓋磁気刺激療法】

磁気エネルギーを使って脳の局所を電気的に刺激する治療法。頭皮の上から専用の電磁コイルをあてて、脳内に微弱な渦電流を発生させることにより、大脳皮質神経細胞を刺激し、脳の機能を調整する。これを繰り返し行うことで、刺激の効果が脳に定着するとされる。うつ病パーキンソン病慢性疼痛などの治療に、研究的に用いられている。rTMS療法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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