反所村(読み)たんどころむら

日本歴史地名大系 「反所村」の解説

反所村
たんどころむら

[現在地名]袋井市広岡ひろおか

山名やまな郡に所属。下方丈しもほうじよう村の北。北境を東海道が通る。北側は久津部くつべ村。村名は田所を「たんどころ」とよんだからかという(掛川誌稿)正保郷帳に反所村とみえ、田方一一八石余・畑方三石余。幕府領元禄郷帳では高一二二石余。国立史料館本元禄郷帳でも幕府領。「掛川誌稿」によれば、旗本鍋島領と幕府領で、鍋島領六二石余、家数一九・人数七九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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