取り零す(読み)トリコボス

デジタル大辞泉 「取り零す」の意味・読み・例文・類語

とり‐こぼ・す【取り零す】

[動サ五(四)]勝てるはずの勝負に負ける。「大切な試合を―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「取り零す」の意味・読み・例文・類語

とり‐こぼ・す【取零】

  1. 〘 自動詞 ・他サ五(四) 〙
  2. もらし落とす。また、すべきことをし忘れる。
    1. [初出の実例]「三人の親子が白痴のように列の語尾にとり零(コボ)されていた」(出典:傷ついた葦(1970)〈曾野綾子〉三)
  3. 運動競技囲碁将棋などの勝負で、ふつうならば当然勝てるはずの相手に負ける。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android