取初(読み)とりそめ

精選版 日本国語大辞典 「取初」の意味・読み・例文・類語

とり‐そめ【取初】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 初めて取ること。
  3. 朝廷および武家年中行事一つ。正月二日に、三方(さんぼう)昆布、鮑(あわび)、勝栗などをのせて出し、杯事をしたこと。
    1. [初出の実例]「正月二日、一御取初在之」(出典:年中恒例記(1544頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android