受け手(読み)うけて

精選版 日本国語大辞典 「受け手」の意味・読み・例文・類語

うけ‐て【受手・請手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 受ける方の人。引き受ける側の人。受取手。引き受け手。〔易林本節用集(1597)〕
  3. 身請けをする人。請け出す人。
    1. [初出の実例]「請手(ウケテ)御手代の藤七殿でござります段」(出典浮世草子・風流曲三味線(1706)五)
  4. 聞き手。広く、人から思想感情、情報などを伝達される側の者。⇔送り手
    1. [初出の実例]「声色の聴衆(ウケテ)」(出典:滑稽本・客者評判記(1811)下)
  5. 空手(からて)などで、相手の入れてくる手を受ける手。内受け、外受け、上げ受け、払い受け、逆受け、受け流しなどがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む