受け手(読み)うけて

精選版 日本国語大辞典 「受け手」の意味・読み・例文・類語

うけ‐て【受手・請手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 受ける方の人。引き受ける側の人。受取手。引き受け手。〔易林本節用集(1597)〕
  3. 身請けをする人。請け出す人。
    1. [初出の実例]「請手(ウケテ)御手代の藤七殿でござります段」(出典浮世草子・風流曲三味線(1706)五)
  4. 聞き手。広く、人から思想感情、情報などを伝達される側の者。⇔送り手
    1. [初出の実例]「声色の聴衆(ウケテ)」(出典:滑稽本・客者評判記(1811)下)
  5. 空手(からて)などで、相手の入れてくる手を受ける手。内受け、外受け、上げ受け、払い受け、逆受け、受け流しなどがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む