ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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演劇、主として歌舞伎(かぶき)に付随した芸能の一種で、俳優の演技中の声や、台詞(せりふ)の癖をまねること。元禄(げんろく)(1688~1704)ごろから始まり、江戸中期以後は「木戸芸者」という劇場専属の宣伝係が狂言外題(げだい)や役割を読み上げるとき、俳優の声色を使うことが多かったので、一般にも普及した。鸚鵡石(おうむせき)、せりふづくしなどの刊行とともに、歌舞伎ファンの趣味として行われたばかりでなく、幇間(ほうかん)たちの間にこれを専門とする芸人も現れ、幕末から明治にかけては、2人連れで銅鑼(どら)や拍子木を持って流して歩く声色屋が現れたが、歌舞伎の観客が限られてくるにつれて衰えた。しかし、第二次世界大戦前、喜劇俳優古川緑波(ふるかわろっぱ)は声帯模写と称する新形式の声色芸を創始。この系統の演芸は現代も流行して、歌舞伎以外の芸能人や政治家など、有名人の声のまねを演じている。
[松井俊諭]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…東京では昭和30年代以後林家正楽が紙切りとして一家をなしている。 声色(声帯模写)は,江戸時代から行われた大衆演芸の一つだが,昭和の現代に及んでも衰えていない。歌舞伎・新派・新国劇・新劇の俳優,浪曲師,歌手,政治家,テレビタレントの声から鳥獣の鳴き声までまねて人気がある。…
…技芸としての物真似は,肉体による表現に言語をも伴うものへと変化する。後には〈声色〉〈声帯模写〉へと移行していく。〈少将物真似師吉兵衛を呼び,五郎さま朝比奈のこわいろの上手ゆへ頼みました〉(《傾城嵐曾我》1708),〈近年はやり出て役者の物まね,身ぶりを其まゝにうつして〉(《役者正月詞》1726)などの用例がある。…
※「声色」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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