デジタル大辞泉 「受動的安全機能」の意味・読み・例文・類語 じゅどうてき‐あんぜんきのう【受動的安全機能】 原子炉施設の安全機能の一つ。事故が発生した際に、外部からの動力や操作を必要とせず、炉内で自然に起こる物理的現象を利用して原子炉を停止・冷却する仕組み。重力によって冷却水を落下させたり、温度や圧力の変化を利用して冷却水や空気を循環させたりするもので、ポンプや送風機など外部動力が必要な機器に依存せず、人による操作も必要としない。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例