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送風機 そうふうき blower; fan

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

送風機
そうふうき
blower; fan

空気やほかの気体に圧力を与えて送り出す装置。風量,風圧,用途などにより種々の機種があり,ターボ形の軸流式,遠心式,容積形の回転式に大別される。圧力 10kPa ( 0.1kg/cm2 ) 未満のものをファン,圧力 10kPa以上 100kPa ( 1kg/cm2 ) 未満のものをブロワと呼び,これらを総称して送風機という。

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デジタル大辞泉の解説

そうふう‐き【送風機】

圧力を与えて空気やガスを送り出す装置。建物や船舶・トンネルの換気、溶鉱炉ボイラーの通風、セメント・穀物の空気輸送などに使用。ブロワー

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百科事典マイペディアの解説

送風機【そうふうき】

送風や各種気体の昇圧を行う機械。上昇圧力がゲージ圧で10kPa以下のファンと,10〜100kPaのブロワーに分けられ,0.1MPa以上のものは圧縮機として区別する。
→関連項目換気空気機械

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世界大百科事典 第2版の解説

そうふうき【送風機】

動力の供給を受け,羽根車ローターなどの作動部分が,外部から吸い込んだ気体に仕事をしてその力学的エネルギー(圧力,速度)を増加させることによって,気体の輸送,昇圧などを行う機械。送風機は冶金技術などの進歩とともにしだいに多方面に利用されるようになってきた。例えば,18世紀中ごろに水車を動力源とした往復式送風機を溶鉱炉内への送風に用いたり,19世紀中期には鉱山通風用の送風機などが現れている。しかし本格的な送風機が開発されて各種産業に用いられるようになったのは20世紀に入ってからで,とくに1950年代以降産業用送風機の需要が著しく増え,大型化,高性能化するとともに用途が多様化してきた。

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大辞林 第三版の解説

そうふうき【送風機】

圧力をかけて空気を送り出す機械。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

送風機
そうふうき

外部から動力を供給し、空気またはガスにエネルギーを与えてその体積を圧縮し、比較的低圧で送り出す機械。作動原理や構造は、基本的には液体を扱うポンプと同じである。送風機は圧力上昇の大きさによってファンfan(圧力上昇が約10キロパスカル未満)とブロワーblower(10~100キロパスカル)とに分けられる。なお、圧力上昇が大きく、100キロパスカル以上になる機械を圧縮機という。また、作動原理によって送風機を分類すれば、ポンプの場合と同様に、ターボ型と容積型とに分けられる。
 多翼ファン(シロッコファン)は、短くて幅の広い36~64枚の羽根をもつ羽根車を用いたターボ型ファンで、効率は高くないが、小型かつ低騒音なので、建物や船舶の換気用、小型ボイラーの通風用などに用いられる。ラジアルファンは、半径方向を向いた羽根をもつターボ型ファンで、羽根への異物の付着が少なく、羽根の掃除や交換が容易なため、微粉炭、セメント、チップ、穀物、砂その他粉状物質の空気輸送に用いられる。ターボファンおよびブロワーは、渦巻ポンプと類似の構造をもち、高い効率が得られるので、一般産業用の送風機、排風機として広く用いられている。軸流ファンは、小型軽量で大風量が得られるため、トンネル換気用、ボイラーや空冷熱交換器の通風用などに用いられる。
 ルーツブロワーroots blower(二葉形ブロワー)は、繭形をした2個のローターを使った容積型ファンで、ローターを同期歯車を介して互いに反対方向に回転させることにより、ケーシングとローターの間に閉じ込められた一定体積の気体を吐出し側に移送する。空気や比重の軽いガスの圧送や真空用に用いられ、回転数の変動に順応するのでディーゼル機関の過給や排気に用いられている。[池尾 茂]

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