受注産業(読み)じゅちゅうさんぎょう

改訂新版 世界大百科事典 「受注産業」の意味・わかりやすい解説

受注産業 (じゅちゅうさんぎょう)

生産者(メーカー)が需要先から注文を受けて初めて生産を始める,造船建設産業機械などの産業をいう。見込み生産を前提とする市況産業などに対する用語。受注産業では,注文主の要求する仕様の個別性が強いため,標準品を見込み生産しても売れない。また1件当りの価格がきわめて高いものが多く,その完成に要する時間も長い。したがって通常,代金は契約時,中間の適当な時期,製品の引渡し時と数回に分けて支払われる。なおインフレの進行が激しい時期には,受注時点の価格では採算がとれないことがあり,価格のインフレ・スライド制が導入されたりする。受注産業のなか機械の受注動向は設備投資の影響を受けやすく,また機械受注高は景気先行指標景気指標)として使われる。
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