口屋跡(読み)くちやあと

日本歴史地名大系 「口屋跡」の解説

口屋跡
くちやあと

[現在地名]新居浜市西町

江戸中期―明治中期、新居浜(にいはま)浦に設置された別子(べつし)銅山の港務所跡。県指定史跡。元禄一五年(一七〇二)別子銅山の泉屋(いずみや)道が許可されると、直ちに別子―新居浜浦間一八キロの輸送路を建設、港の埠頭に、別子銅山の口屋を設置した。口屋には、別子一帯の幕府領を支配する川之江(かわのえ)代官所の役人と別子銅山請負の住友家の手代が常駐し、入港する西国幕府領米船や銅山用資材・生活必需品を積載した船の船荷を検査のうえ浜倉に格納、牛馬を使って銅山に送付した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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