古ノルド語(読み)こノルドご(その他表記)Old Norse

翻訳|Old Norse

改訂新版 世界大百科事典 「古ノルド語」の意味・わかりやすい解説

古ノルド語 (こノルドご)
Old Norse

ゲルマン語派中の北欧諸語の源であるノルド基語は,6世紀から8世紀にかけて大きな変化を受けるが,その変化の時代から宗教改革の時代までの間の北欧諸語を総称して古ノルド語という。古ノルド語は東ノルド語西ノルド語の二つに区分され,前者には古スウェーデン語,古デンマーク語後者には古アイスランド語,古ノルウェー語が属する。諸言語間の差異は,特にその初期においては,まだあまり大きくなく,北欧人の間で古ノルド語は〈デンマーク語〉と総称された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む