古亀田遺跡(読み)ふるかめだいせき

日本歴史地名大系 「古亀田遺跡」の解説

古亀田遺跡
ふるかめだいせき

[現在地名]郡山市亀田二丁目

大槻おおつき扇状地のほぼ中央、亀田川東岸の微高地上に立地する。昭和三〇年代に縄文時代早期の尖底土器底部が採集され、同期の遺跡として注目されてきた。同四〇年に発掘調査が行われ平安時代の竪穴住居跡一棟が検出された。遺物は住居内出土の土師器坏・甕と、遺構は検出されなかったが縄文時代早期末(茅山下層式)の平底の深鉢・土器片が出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android