古小説鉤沈(読み)こしょうせつこうちん(その他表記)Gu-xiao-shuo gou-chen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古小説鉤沈」の意味・わかりやすい解説

古小説鉤沈
こしょうせつこうちん
Gu-xiao-shuo gou-chen

中国の古代文語小説集。魯迅の編。以前の古い小説を『太平広記』『太平御覧』や代の類書など多くの資料から拾い集めて校勘を加えたもの。『笑林』『列異伝』『述異伝』『斉諧記』『幽明録』『漢武故事』『玄中記』『集異記』『冥祥記』など,いわゆる「六朝志怪」(→志怪)を主として,36種の小説が収められている。1912年一応完成し,1926年頃整理されたが,世に出たのは魯迅の死後,1938年に『漢文学綱要』『嵆康集』などのほかの遺稿とともに出版されたときである。今日では再校訂の必要も認められるが,資料の整備されていない頃の仕事としては,驚くほど綿密で正確な編集がされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む