日本歴史地名大系 「古平港」の解説 古平港ふるびらこう 北海道:後志支庁古平町垂美村古平港[現在地名]古平郡古平町大字港町など古平町北端部、丸山(まるやま)岬のある半島地形がつくる入江に置かれた第三種漁港。「状況報文」によれば良好な碇泊場で、四―一〇月までは毎日小樽港との間で定期運航する小汽船二艘があり、明治三一年の出入船舶は汽船六七五艘・帆船一五艘・和船四五艘で、運賃は米一〇〇石につき一七円、味噌・醤油一樽につき六銭、鰊身欠一本につき七〇銭であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報