古所村(読み)ふるところむら

日本歴史地名大系 「古所村」の解説

古所村
ふるところむら

[現在地名]白子町古所

中里なかざと村の北に位置し、東は九十九里浜が広がる。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高二八九石。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では中里組のうちに八斗に続いて同所として旗本中川領二八九石とあるが、これは当村と考えられる。元禄郷帳では高三六六石余。元禄一六年(一七〇三)三四五石余が多古藩領(楽只堂年録)。寛政五年(一七九三)の上総国村高帳では高五二七石余で家数八一、幕府領と多古藩領と旗本松下領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android