古村徹三(読み)コムラ テツゾウ

20世紀日本人名事典 「古村徹三」の解説

古村 徹三
コムラ テツゾウ

昭和期の日本画家,児童文学者



生年
明治42(1909)年12月27日

没年
昭和57(1982)年7月2日

出生地
広島県

学歴〔年〕
高小卒

主な受賞名〔年〕
久留島武彦文化賞〔昭和52年〕「笑い神様

経歴
昭和29年第39回院展で初入選、38年から同院院友。代表作「月に寄る」。児童文学界でも活躍、52年に創作童話「笑いの神様」で第17回久留島武彦文化章を受章。28年から日本児童文学者協会会員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古村徹三」の解説

古村徹三 こむら-てつぞう

1909-1982 昭和時代童謡作家,日本画家。
明治42年12月27日生まれ。北原白秋師事,「お花のホテル」などの童謡を作詞し,日本児童文学者協会会員として活躍。戦後「こども新聞」を発行。また日本画家として院展などに入選,代表作に「月に寄る」がある。和歌山県俳画協会会長。昭和57年7月2日死去。72歳。広島県出身。童謡集に「繭のお山」「みかんの夢」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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