詠歌(読み)エイカ

デジタル大辞泉 「詠歌」の意味・読み・例文・類語

えい‐か【詠歌】

《「えいが」とも》歌を詠むこと。歌を作ること。また、その歌。
御詠歌ごえいか

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精選版 日本国語大辞典 「詠歌」の意味・読み・例文・類語

えい‐か【詠歌】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「えいが」とも )
  2. 歌を声に出してうたうこと。歌を作ること。また、その歌。よみうた。
    1. [初出の実例]「もとより詠歌といひて、声につきてよくもあしくも聞ゆるものなり」(出典:古来風体抄(1197)上)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐馬融伝〕
  3. 仏語浄土宗信者や、札所まわりをする巡礼などがうたう仏教和讚(わさん)。→御詠歌
    1. [初出の実例]「境内には花が散って泥にまみれてゐた、巡礼が沢山、詠歌を唱へてゐる」(出典:めでたき風景(1930)〈小出重〉旅の断片)

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普及版 字通 「詠歌」の読み・字形・画数・意味

【詠歌】えいか

詩歌をうたう。〔国語、周語下〕五に夷則と曰ふ。九則を詠歌し、民をらかにして、貳(うたが)ふこと無(なか)らしむる以なり。

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