古河機械金属[株](読み)ふるかわきかいきんぞく

百科事典マイペディアの解説

古河機械金属[株]【ふるかわきかいきんぞく】

土木建設機械と銅製錬を主力とする古河グループの中心企業。足尾その他で当時全国産銅の半ばを占めた,古河市兵衛の個人事業を継承し,1905年古河鉱業会社,1911年古河合名会社と組織を変更。1918年古河鉱業を設立。数次改組を経たが第2次大戦までは古河財閥親会社。土木・建設などの産業機械,電気銅,石油製品,無機顔料,硫酸などを製造する。削岩機は国内首位,世界3位。1970年石炭部門から,1973年には非鉄鉱山部門からも撤退。1989年古河機械金属と改称。1999年,建機部門の一部業務を,日立古河建機と古河機械販売に移管。本社東京,工場足尾,小山,高崎,吉井,いわきなど。2011年資本金282億円,2011年3月期売上高1656億円。売上構成(%)は,機械28,金属48,電子化成品7,塗料9,不動産1,燃料5。海外売上比率19%。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ふるかわきかいきんぞく【古河機械金属[株]】

銅など非鉄金属の精錬と建設機械製造を主力とする名門企業。1989年10月に,社名を古河鉱業(株)から古河機械金属(株)に改称。その前身は1875年(明治8)に古河市兵衛が東京・深川に設立した古河本店で,同年渋沢栄一の助力を得て草倉銅山(新潟県),77年足尾銅山(栃木県)の経営を開始した。85年には官営阿仁銅山院内銀山(ともに秋田県)の払下げを受け,91年に永松銅山(山形県),99年久根銅山(静岡県)など多くの鉱山を稼行した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる