古海原前古墳群(読み)こかいはらまえこふんぐん

日本歴史地名大系 「古海原前古墳群」の解説

古海原前古墳群
こかいはらまえこふんぐん

[現在地名]大泉町古海 原前

利根川左岸の後背湿地に囲まれた邑楽台地の南辺西寄りに立地する。東西約八〇〇メートル、南北約五〇〇メートルで、標高二五―三〇メートルの範囲に二六基の小型墳が分布するが、大半はすでに消滅している。昭和五九年(一九八四)から一号墳と二号墳が、道路新設に伴って発掘調査された。一号墳は墳丘大部分が削られて墳形や規模は不明であるが、現墳丘高約三・三メートル、径約三〇メートルほどである。埋葬施設は墳頂直下上下に重なって四基検出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む