ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古琵琶湖層群」の意味・わかりやすい解説 古琵琶湖層群こびわこそうぐんkobiwako group 滋賀県から三重県にわたる近江盆地,伊賀盆地(上野盆地)に分布する湖成層。生成の時代は新第三紀鮮新世から第四紀更新世にわたる。地層の厚さは 500m以上あり,凝灰岩層が 10枚以上含まれている。1988年に,約 220万年前の上部の地層中約 30地点から,ゾウやシカ類の数百個の足跡化石が発見され,広く知られるようになった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by