古翅類(読み)こしるい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「古翅類」の意味・わかりやすい解説

古翅類
こしるい

はねのある昆虫うち、はねの脈が細かく、静止のときに体の背面に垂直に立てるトンボカゲロウの2類をあわせて古翅類とよぶ。この類に含まれる昆虫のはねは体軸に直角上下に動かすことはできるが、はねを後方へ重ね合わせたり、後体部を両側から覆うことができない。また、はねの脈は網状で細かい。チョウ類ははねを立てて止まるが、はねの脈は少なく、昼間飛行する生活により、二次的に変わったものと考えられる。

[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む